1956-03-01 第24回国会 参議院 商工委員会国産車振興に関する小委員会 第1号
たまたま日英支払協定においてもこの問題が取り上げられて問題になりましたので、そういった関係から時期的調整を行いました。それから今後の、三十一年度以降の問題につきましては、基準国産化率を昭和三十一年度当初五〇%から直線的に進行して三十二年度上期までには九〇%に達するというふうなことを基礎として今後の割当をやることになっております。
たまたま日英支払協定においてもこの問題が取り上げられて問題になりましたので、そういった関係から時期的調整を行いました。それから今後の、三十一年度以降の問題につきましては、基準国産化率を昭和三十一年度当初五〇%から直線的に進行して三十二年度上期までには九〇%に達するというふうなことを基礎として今後の割当をやることになっております。
今回の日英支払協定及び貿易取りきめの改訂交渉は、日本側代表外務省の朝海公使と英国側パーシバル商務次官補との間に、六月二十三日に開始されまして、十月十七日に妥結をみた次第でございます。 今回の会談におきましては、昨年の一月ロンドンにおきまして日英間に行われました会談の当時とは、そのバック・グラウンドが非常に異っております。
使 (外務大臣官房 審議室勤務) 朝海浩一郎君 外務省アジア局 長 中川 融君 外務省欧米局長 千葉 皓君 外務省条約局長 下田 武三君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○委員長の報告 ○国際情勢等に関する調査の件 (日韓関係に関する件) (第三国軍人訓練問題に関する件) (日比賠償問題に関する件) (日英支払協定
○板垣政府委員 日英会談の目的は、第一には本年の六月をもって切れまする基本的な日英支払協定の改訂ないし延長問題が第一、それに付随いたしまする貿易取りきめということになります。
それとガツトの問題については、イギリスのバトラー蔵相と会いましてガツト加入についてバトラー蔵相に会つたときに……、バトラー氏は日英支払協定について非常に骨折つてくれて非常にこの頃は都合がよくなつた。
○国務大臣(愛知揆一君) この輸出入計画は現在予想し得る対外的な条件その他を十分考慮に入れて作りましたものではございますが、最近行われることになつております日英支払協定の階段において特にこれと関連の深いものが差当りはございません。
○加藤正人君 この輸出入計画でございますが、この中には近く行われる第二回目の日英支払協定、あの協定の結果に期待するところがあり、それをこの計画の中に織込んでおるということがあるのでしようか。
それからカン詰の輸出が非常に順調でありまして、みかんのカン詰——これは日英支払協定の結果英本国において輸入のライセンスを出したわけでありますが、予定額をはるかに突破いたしまして、つくつたものはみな売れたというような状況であります。
日英支払協定とか、いわゆる貿易上のアカウントに関する協定は、一々議会の承認を得ておりません。大臣がその範疇に入れて来れば問題はない。ところが、七十三条にいう事前の承認と実質上同じものだというふうに言われると、なお問題が起るのです。そこをはつきりしていただきたい。
日英支払協定を有利にするために何かこういうことをいたしたのかと言われますが、そういうことは全然ございません。 それから、施設の日英共同使用等の場合に、イギリス側がこれを専ら使つてしまうというような御心配でありますが、これは、今後ともできるだけ気を付けますが、特にこういう問題につきましては、現地委員会の活動に待つところが多いと考えております。
たとえば最近の一つの例といたしますと、日英支払協定が先般成立いたしまして、英本国に五万ポンド入れることがこの協定の中に入つているように聞いております。しかし英本国におきましては、綿糸布業者が日本の綿糸布を入れることに非常に――これは主として植民地でしようが、反対している。と同時に陶磁器業者もいろいろ反対をしていると思います。
明年度つまり明後日から入ります二十九年度におきましても、自動承認制は、先ほど政務次官から申し上げましたように、できるだけ狭めたいとに存じておりますが、ポンド地域は過般の日英支払協定の趣旨もありますので、これは自動承認制のままで実施することと存じております。
○加藤正人君 私は課般協定を見ました日英支払協定に関して関係大臣に質問をいたしたいと思います。これは戎が国の経済に非常に重大な関係を持つておりますので私は質問の焦点をぼかさないためにこの問題に限り専ら質問をせんとするものであります。 最近我が国の外貨事情が特にこの二三カ月来予想外のテンポと巾を以て急激に悪化しましたために、金融の引締めは他の総合的諸施策を待たずにひとりで先行しているのであります。
それはいずれにおいても外国との協定では同様であつて、日英支払協定をつくつても、イギリス、スターリング地域に売るわくをこれだけということをきめるのであつて、これが協定の趣旨である。それをここに具体的に域外買付をどういう形で発注を受けるかということは個個の会社のやることであつて、この協定でそういうところまではなつていない。
日英支払協定の点で言いまするならば、先ず一つは、ポンドの不足を来たしているじやありませんか。その点について、支払協定では或る程度スワツプを運用するという点は認めておるようですが、それ以上の追加信用はくれそうもなさそうじやないですか。そうすればポンド不足に対して、この問題はスターリング地域に対しては相当支障があるわけじやないか。それから全体として見まするときは、この二重価格の問題であります。
でイギリスなんかでもやはりアメリカの景気後退に備えて、対米輸出については相当警戒的に一〇%以上低下するだろうということを従来の経験から割出しておるということも考えに入れますと、私は実は十三億七千万ドルをお見込みになることは多過ぎるというふうに考えますが、この点につきまして、実は何か最近の日英支払協定に非常に期待を持つておられるようであります。
○堀木鎌三君 それで更にその点について、日英支払協定にだけ問題点があるわけでございませんが、日英支払協定を実際にあの協定通り輸出ができるというお考えがなければ、協定そのものでは何らのそれだけの輸出が殖えるという保証はない。
輸出、輸入の関係について、なかんずく輸出の面でありますが、これはこの間の日英支払協定、貿易協定といいますか、あれを主に考えておりまして、これを幾らか内輪に見て大体一頃見たのは貿易関係を十三億五千万ドルくらいの輸出を見たのでございますが、昨今におきましてはもう少し内輪に見るという考え方で、国際収支の検討を今いたしております。
そういうことが石油に関する今度の日英支払協定の日本側の負つた責任である。そういうことが明らかにされておるわけです。これは私は非常に問題になろうと思うのですが、二億ドル近く日本が石油を輸入することになるわけでありましようが、それじや石油のどれだけの部分を英国側に割当てるのか、イランからは買わないという上に英国からは何割を買うという約束をしておられるのか。
その一例は過般調印せられました日英支払協定でございます。従来日本商品の輸入に対しまして、相当高圧的な政策をとつておりました英本岡並びにその植民地の市場の門を開かしめたものとして、相当の収継があつたように考えられておりまするが、これは我が旧から派遣いたしました使節並びに駅英公館の活動に負うところが非常に大なるものがあると思われるのであります。
この日英支払協定の改訂するチヤンスは、その問題を解決するのにいいチヤンスであつたと思うのでありますが、それがされなかつたものか、もう一ぺん御答弁をお願いいたします。
ということは、日英支払協定によつて、やはり相当大幅な輸入を強制されるので、日本政府、通産省が考えておるところの二十億ドルくらいで輸入の予算をチエツクして行くことが非常に困難になる、こういうふうな気がいたしますが、この点についてどういうふうにお考えになりますか。
○川崎委員 この日英支払協定の関係に関連して、ポンド地域への輸出輸入の内訳をもう少し詳細に私は伺いたかつた。それは地域別、品種別、地域別とは、すなわちイギリス本国並びにイギリス連邦、それから植民地、それからそれ以外のポンド圏というものにわけて作業をしてもらいたいと思います。
本日私は午後一般質問の残りがありますので質問をさせていただくことになつておりますが、日英支払協定に伴う日本とイギリス並びにイギリス連邦諸国あるいは植民地関係、その他のポンド地域に対するところの輸出入の数字というものが今日注目の的になつておるわけでありますから、従つてこの輸出入の地域別、品種別積算の基礎をぜひ本日午後二時半くらいまでに提出をしていただきたい。
そこであなたが責任局長として、この日英支払協定のもたらす日本経済の利点、プラスになつた点をはつきりお答え願い、同時に英国自体の輿論につきまして、報告その他の調査の結果を御報告願いたいと思います。